知っていましたか?冷凍野菜って、実は私たちが思っていた以上に高い栄養価を保っているのです。 忙しい日々の食卓は、ついつい簡素になりがち。野菜を摂らなければとわかってはいても、時間がないことを言い訳に手を抜いてしまうことも多いはず。そこでおすすめしたいのが、冷凍のカット野菜です。 冷凍野菜の栄養価は?多くの人が、冷凍野菜は栄養価が失われてしまうと考えていますが、冷凍野菜って実は意外と多くの栄養価を残しており、その栄養価は生の野菜ともあまり変わらないのです。 冷凍野菜の栄養価が多く保たれている理由は、野菜の栄養価が豊富な旬の時期に新鮮なうちに収穫し、カットしてから「ブランチング」という加熱処理を施してから一気に急速冷凍をするため。 ブランチングは、通常調理の70〜80%程度の加熱処理をします。この加熱処理により、カット野菜の味や栄養価が落ちるのを防ぎ、また変色の防止にも作用します。 冷凍技術も常に進歩しており、ブランチングと組み合わせ一番栄養価が高い状態で冷凍保存することで、酸化や酵素の働きを抑制し、さらに細菌の繁殖も防げるため、野菜の品質を保つことができるのです。 もちろんこれは科学的にも実証済み。 独立行政法人国民生活センターが1998年に公表した《冷凍野菜の比較テスト結果》の中でも、全体の栄養価は生鮮野菜と比較しても損失が少なく、むしろ「ほうれん草」などであればビタミンやミネラルなどの栄養価が生鮮野菜と比較しても多かったという結果が出ています。冷凍野菜の関連技術がさらに進化した今であれば、冷凍野菜の栄養価も当時よりも多く保たれているはずですね。 ただし、一般家庭で生鮮野菜を冷凍保存しても同じかというと、そうとは限りません。大事なのは「すぐに茹でて冷凍」すること。一般家庭の冷蔵庫だと、どうしても野菜の栄養価が逃げてしまうのです。 栄養についてはすでに述べたとおりですが、冷凍野菜は節約・時短にもおすすめなんです。 冷凍野菜は、カット野菜とも呼ばれているように、すでにカットされた状態で売られていることがほとんど。家で料理する時、仕込みの時間が実は意外と時間が掛かったりしますよね?じゃがいもやにんじんだと、カットの前に皮を剥く作業も発生します。それが冷凍のカット野菜だと、皮剥きとカットの手順を省くことができるため、忙しいあなたにとってはとっても嬉しい時短アイテム! 節約に関しては言うもがな。 野菜の旬な時期に多く採っているので、生鮮野菜に比べて天候に左右されることも少なく、四季を通してあまり価格の変動がないのが冷凍のカット野菜。お財布にも嬉しいですね。 最後にさて、意外と知らなかった冷凍野菜についてでした。
栄養価も高く、時短や節約にも嬉しい冷凍のカット野菜。 普段、美容や健康のために、自分で作ると手間がかかってしまうためにサラダや野菜ジュースなどで野菜を摂り入れてるという人も、冷凍のカット野菜を試してみてはいかがでしょうか? Comments are closed.
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August 2018
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