ピーマンはナス科の一年草、およびその果実。学名はCapsicum annuum L. 'grossum' であり、トウガラシの栽培品種に分類されます。果肉は種子以外ほとんど空洞。 緑色は未成熟の果実のためであり、成熟すると一般的なものは赤色のほか黄色、橙色に変わるものも。北米では大形の成熟した様々な色のものが流通する。その他に、未成熟で白色や、黒色(濃い紫色)、紫色のものもある。加熱すると緑色に変化し、熟すると橙色、赤色に変わります。 「ピーマン」の語源は、ピメント(フランス語の「piment」あるいはスペイン語の「pimiento」(いずれも広義のトウガラシを指す)とされおり、「とうがらし」という意味。そのため明治期では西洋とうがらし、甘とうがらしとも呼ばれていました。 栄養トマトなどと同じくナス科の仲間であるピーマンは、そのトマトの4倍にもなるたっぷりのビタミンCを含む健康野菜です。風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果大。
緑黄色野菜でカロテンも豊富です。カロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。 ●苦味成分はクエルシトリン ピーマンの苦さは、ポリフェノールの一種「クエルシトリン」にピーマン特有の臭いが加わって感じる事が2012年に判明しました。ただし、その「クエルシトリン」には高血圧抑制や抗うつ作用などの効果があるとされています。 Comments are closed.
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August 2018
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